Tsuri-taro’s blog

タイでの釣りの事を中心に書いていきます

インドのハブ毛

以前、インドに来たのは10年前

まだ勤め人をしていた頃

10年一昔というがやはり、色々と変わっている

特に勢いがあるインドでは尚更だろう

 

今回はデリーから少し南に行った街に滞在しているが

バイクやリキシャーに対する乗用車の割合が

増えた様に感じる

またブランドに着いても多様化している様だ

 

その中でもまだ自転車で頑張っている派もいる

インドに来たことがある人はご存知の通り

インドの交通事情はカオスだ

※このカオスも我々から見ればそう映るだけで

一見無秩序に見えるこの状況も

彼らだけの共通認識をベースに秩序だって運転しているとも言えそうだが

 

その中で自転車!

圧倒的交通弱者!!

もちろんMTBなどではなく

ホリゾンタルなゴツいフレームに

幅広いハンドル、いかにも堅牢そうなキャリヤーを装着した

オールドスクールな実用車だ

 

昨日も移動中の車の窓から

漫然と外の景色を見ていた

するとそこに

朝日をバックに幹線道路を逆走する

実用自転車に跨ったおじいが

視界に入ってきた

 

流石インド

と、意味のわからない関心をしていると

そのおじいの自転車にハブ毛が付いている事に気がついた

 

ハブ毛!

 

 

ご存知無い方の為に写真を載せておくと

コレです

 

昭和のママチャリによく着いていた

走行中の車輪の回転を利用して

普段掃除しにくいハブの部分を綺麗保つというアイデア商品

※実際はその汚れを身に纏ったハブ毛は

そのまま装着されつづけるので

結果として効果の程には疑問が残るが

装飾的な意味の方が強かったのかも

令和の時代になって

自転車界のエモとして一部の自転車好事家達に

脚光を浴びている

 

そのハブ毛をインドで見るとは

ハブ毛って日本独自の文化だと思ってた

インドの地で

健気に自分の身を汚しながら

転がり続けるハブ毛をみて

自分も何か頑張ろうと思ってみたりした